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2008/1/17 木曜日

“POA TOA IZAY” コンサート part 1

CATEGORY: マダガスカル — admin @ 17:40:12


2007年12月7、8日、アンタナナリボ市の中心にあるCCESCAという会場でこの国の代表的な作詞作曲家BESSA巨匠(今年63歳)の“POA TOA IZAY”というコンサートが開催されました。

 

 



”POA TOA IZAY“とは「あっという間に(時が経ってしまった)」、という意味でプトウザイと発音します。1962年の”ROMY“が大ヒットして以来、BESSAの曲がラジオから聴こえない日はない、国民的アーチストで数多くの曲を生み出しています。

マダガスカルで初の試み(?)といっては大袈裟ですが、BESSAの生い立ちから現在に至るまでをステージでは俳優らが寸劇で演じ、ステージの両サイドに準備された大型スクリーンにはBESSAのアルバムからセピア色した昔の写真や、楽曲の歌詞が映し出され、彼の作品に貫通している神の愛、そして彼そのものの生き様が刻まれている曲を観客も一緒に歌いながら、いつもとは違う形で観賞するという企画でした。

 

 

通常、アーチストが亡くなって「追悼式」に行うようなことを、BESSAの3人息子の長男であるANDRYが「生きている間にダダ(マダガスカル語でパパのこと)の音楽家として活動に感謝したい」と、目頭が熱くなる親孝行なプレゼントを考案したので、PHENIX MUSICの初の海外活動が、このコンサートへの支援に繋がったのかもしれません。
支援といっても単なるスポンサーではなく、鈴木日出男代表取締役自らがステージに立ち、BESSAの代表作である“OMENA ANAO”をギター演奏し、さらには日本語とマダガスカル語で歌うと言うパフォーマンスを見せてくれました。

3時間半のコンサートで一番拍手が大きかった場面は、手前味噌ではないのですが、まさにこのシーンで、アンコールの拍手さえ沸きあがっていました。
鈴木日出男のステージへの登場の仕方も、寸劇の演出の一部となっていて、一般客を装い観客席に座っているところへ女優さんが「踊りませんか?」とやってきて、スロー一曲を踊った後、そのまま手を引かれて舞台に上がってしまうというシナリオでした。

  

観客が、「誰?あの人?何が始まるの?」と不思議そうに見守る中、自らコメディアンで司会を務めるGOTHLIEBが英語で “ YOU ARE SUZUKI, BUT YOU CAME FROM JAPAN BY YAMAHA MOTO ?( motoとはバイクのことです)” (=鈴木さんだけどヤマハのバイクで日本から来たの?) とわざと片言の英語で話しかけ、会場が笑いの渦に包まれました。SUZUKIといえば、マダガスカルではまずバイクを思い浮かべます。フランスで日本と言えば、FUJIYAMA, GEISHA、MANGA(?)ですが四輪駆動が大活躍する悪路の多いマダガスカルでは、SUZUKIはTOYOTAに並んで知名度が高い日本の名前です。
“ DO YOU WANT TO PLAY THE GUITARE ? ”と尋ねられと、深々とおじきをして、なぜか既に舞台に準備されているギターを代表取締役は弾き始めてしまいます。

 

 

BESSAはニコニコとそれを見ながら近づいてきて一緒に歌い出すとさらに大拍手が巻き起こります。初日には上院議会の議長さん(Rajemison RAKOTOMAHARO氏)もBESSAの大ファンで来られていましたが、多忙な方にもかかわらず最初から最後まで舞台に釘付けでした。ちょうどこのシーンを見ているところが右下の写真です。

 

 

次回は、鈴木日出男代表取締役に加筆してもらいます。

Written by Ayumi URATA

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